久しいな『勇者』よ。

あれは千年以上も昔の事だったか?
それとも人の身にも遠くない程の過去だったか?
世界には偉大な統べる力があった。
聖と魔、光と闇と呼ばれた力が。
だが光は失われた。闇も失われた。
世界は万色の渦巻く混沌となった。

我は潜んだ。この光の射さぬ地下に。訪なう者無き迷宮に。
古の竜の如く。闇が闇であるために。

我は永き日待ちわびた。
だがいくら待てど汝等が訪れることはなかった。
ある時地上を覗いたことがある。
懐かしい感覚に惹かれたのだ。汝に良く似た古き人の。
紅白の衣を纏いし人の子があった。だが違った。
それは古き血を模した新しい人だった。
汝等はいなくなっていた。どこにも。

…幻想の郷にすら在処を亡くした汝は
あるいは我より人から遠いのか。

だが今汝は我の前に在る。
闇の中、光を捧げ、剣を携えて。まるで御伽噺のように。
汝もまた何処かで待ち続けていたのだろうか。―鏡写しのように。
それとも…これは我が狂気の生んだ夢なのか?
だが逢ったのだ、求め続けた光と闇が。力も意味も、失われても。
それでも在るのだ。我等は此処に。

地鳴りの如き行進も、天まで響いた鬨も絶え果て、
地平を埋めた軍勢も只この二人を残すのみ。
汝等が勲しを讃える詩もとうの昔に失われ。
かつて世界を統べた力の残滓すらも絶え果てて。

だからこれも、惨めで滑稽な道化芝居にすらなるまい。
だけれども。――だからこそ。
はじめようか、いにしえの戦いを。
――ふたりきりで。
古き、友よ。



ある意味裏萃夢想。絵がかけねぇ。
関係ないけどチクタク時計の方ずっとNOTFOUNDじゃが何処へいきなさったんじゃろう…
東方でも希有のメルヘン臭に私は憧れていたのでした…。


























例え畏れる者無くとも、闇は闇で有り続け。
例え讃える者無くとも、光は光で有り続ける。
そう信じ、そう在ろうとし続けた。
変わってしまう世界の中で、変わらない物が有ると。
人と妖怪の共存は光と闇を曖昧にしてしまうのかもしれない。 人双(2007/04/12,09:31)
hi guys! cool forum! %)
http://generic-drugs.orly-owl.net
http://weight-battle.orly-owl.net






 bloghosting2(2007/04/19,00:34)
むざんとは美しいものだなぁ STR(2007/05/07,23:38)

こめんと
Comment
名前Name(任意)
隠すHidden