三界流転』の補遺。
ネタバレなので読んだ人か読まない人だけ読んで下さい。



















成長し高度に発達した式はもはや天然の存在と区別がつかない。
それらの差異は複雑性のみにあって
いうなればあらゆる存在は世界の式に他ならない。

あの儀式によって彼女達は自由を得たわけではない。
あれは枠組を変えるものに過ぎない。
死にすら拒まれた名を捨てて、たとえ生まれ変わっても。
束縛は消えたわけではなく、ただ縛るものが変わっただけ。
「彼の呪いは未だ解けず」、ただ依代を変えただけ。
彼女達があの輪廻を抜け出すことはできない。
式達は全体で一つの大きな式であり、
それを維持するべく機能しているのだから。
彼女達はそれから逃れることを望むことすらない。
こうして彼女達は三界を流転し続ける。








でもこれは語られる必要のない御噺。
あれは悲劇なんかではない。
だって彼女達は幸せなのだから。











ハッピーエンドにしたかったから
すっぱり切った部分。



























序文は「高度に成長した科学は〜」の奴ですね。

得体の知れない恨みやら呪いに縛られるよりは、
八雲(八蜘蛛?)の糸に囚われた方が幸せなのでしょう。 0005(2005/05/09,12:06)
You've got to be kidding me-it's so trasnarpenlty clear now! Krunch(2012/12/01,18:32)

こめんと
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